『商業登記実務に関する研修会』に参加してきました
2013/06/27
カテゴリー事務所からのお知らせ
本日は名古屋税理士会の研修で、司法書士の先生による『商業登記実務に関する研修会』に参加してきました。
顧問先企業との接触頻度の高い顧問税理士だからこそ、普段から登記事項に関しても注意を怠らず、適切なアドバイスをしていかなければならないと改めて感じました。
特に、各種変更登記などで定款の添付を求められない手続きの場合、司法書士の側で変更後の定款の作成などはやらないことが多い為、定款自体の変更(書き換え)を忘れてしまうケースが多く、それを何度となく繰り返し登記事項と定款内容にズレが生じたままになってしまうと、金融機関への融資申請時や官公庁への許認可申請時に撥ねられてしまうことがある、という点には気をつけなければいけないと思いました。
また、役員の任期を2年に定めている会社であれば、2年ごとに役員変更登記をしているのでまだ忘れにくいですが、会社法施行後に設立した株式会社などは、最初から役員の任期を最長の10年としていることもあるので、変更登記を忘れてしまうことが多くなることが予想され、こちらも改めて注意が必要だと思いました。
全顧問先の登記事項・定款内容・議事録保存を定期チェックする所内管理システムを早急に作り上げます!